Copyright © 2020 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved. 企業のセキュリティに対する脅威は増大するばかりだ。いま稼働しているシステムも、多くの脆弱性を抱えており、従来型の人手に頼った対応では追いつかなくなっている。セキュリティ対策の自動化・効率化は、多くの企業において切実な課題だ。こうした課題への解決策を提示し、世界中の多くの企業に導入されているのがServiceNowの“セキュリティオペレーション”である。, デジタルトランスフォーメーションへの取り組みが本格化しようとしている中で、ビジネスにおける情報システムの重要性は一層高まっている。ただ、多くの企業においては長年のシステム開発の結果、その規模や複雑性も増している。, システムが大規模化・複雑化すれば、脅威の侵入などを許してしまう可能性も高まる。サイバー攻撃の脅威は増大しており、2020年を控えて懸念の声が高まっている。こうしたリスクへの対応は喫緊の課題である。, ただ、海外に比べると日本企業のセキュリティ対策は遅れ気味だ。ServiceNow Japanの深谷貴宣氏は次のように指摘する。, 「『セキュリティ対策はコスト』という声を聞くことがあります。コストと考えれば、できるだけ削減したいという気持ちになるでしょう。そうではなく、セキュリティ対策はビジネスを加速させるための投資です。情報漏えいなどの大きな事故があれば、経営そのものに大きなダメージを与えます。そうしたリスクを考慮した上で、成長のための投資としてセキュリティ対策をとらえ直す必要があると思います」, ServiceNowは、企業が「業務のデジタル変革」を実現するのに有効なプラットフォームを提供するプロバイダーとして、2004年に米国で設立された。グローバルでは2018年時点で5000社以上を顧客に持ち、近年、その存在感は急速に高まっている。米ビジネス誌『Forbes』が毎年発表している「世界で最も革新的な企業」のランキングでは、2018年には並み居る有名企業を押さえて1位となった。, 「『企業で働く普通の人々の日常業務の生産性を高めるクラウドベースのプラットフォームを構築する』という創業者フレッド・ルディーの思いは、いまも世界各地で働く社員に共有されています。人々がよりよい仕事ができるような環境、プラットフォームを提供することが私たちのミッションです」と深谷氏は話す。, 世界的な有力企業が名を連ねる「Forbes Global 2000」のうち、44%が何らかの形でServiceNowのソリューションをすでに活用している。複雑な仕事を単一クラウドプラットフォームで簡素化することで、企業システムの自動化・効率化、さらにはビジネス価値の向上を支援。大企業のみならず、多くの企業から支持されている。, 当然のことながら、5000社以上の企業の大事なデータを扱っているだけに、高い可用性や強固なセキュリティ対策などが求められる。顧客企業の高い要求水準をクリアし続けてきたことは、98%という非常に高いリニューアルレートからも見て取れるだろう。, その高い満足度を支えてきたのが、同社が磨いてきたセキュリティ対策の仕組みやノウハウを凝縮したServiceNowの“セキュリティオペレーション”だ。それはServiceNowの各種サービスを支えるだけでなく、多くの顧客企業にも提供されている。サイバー空間の脅威が急増する時代の効果的なセキュリティソリューションとして、その注目度は急速に高まっている。, 電気通信事業者でネットワークメンテナンス、通信設備開発などに携わった後、米国カーネギーメロン大学でITセキュリティの修士号を取得。その後、コンサルティング会社で情報セキュリティ関連のプロジェクトに従事。システム監査、ペネトレーションテストの品質管理などに取り組む。2018年6月より現職。. 世界の各国とくらべて日本はインターネットのユーザー数と使用頻度がずば抜けて高いことをご存知でしょうか? しかし、その反面、インターネットを使用する上での個人のセキュリティレベルがとても低いんです。, 今回は、世界からみた日本のインターネットセキュリティに対する意識具合を解説します。, 『Internet World States』によると、2015年11月時点で日本のインターネットユーザー数は、世界第5位。4位以上の国々の人口が日本の2倍以上であることを考えると、日本はインターネット利用者の割合がとても高い国であることがわかります。, 「日本人はインターネットを使いこなしていて、先進的だ!」とも考えられるのですが、どうやら、使いこなせているかどうかは別の話のようです。, ネットセキュリティに関する調査結果をみてみると、インターネット・セキュリティ会社Kaspersky Lab実施の「ネット常識力テスト」にて、世界16か国のうち日本の平均点は最下位。また、2014年におこなわれた総務省による公衆無線LAN利用時の脅威に対する「理解度と対策実施率調査」でも、4ヶ国中最下位となっています。, 使いこなしているようで、実は日本が最もインターネットの脅威にさらされている危ない国に見えてきましたね。, 2014年の総務省による公衆無線LAN利用時の脅威に対するの結果を見ていくと、リスクに対する対策の実施率が低いことがうかがえます。, 公衆無線LAN利用時に実施していた情報セキュリティについて、日本人は「端末OS等のアップデート」「盗聴されて困る情報を入力しない」以外の全ての項目において、訪日外国人よりも対策の実施率が低い結果となった。, 「電波の有効利用促進のための安全な無線LANの利用に関する普及啓発事業(平成26年度)WI-FI利用に係る調査結果(詳細版)」調査結果(3)より, 世界的にも安全な国と言われる日本。実生活に合わせ、インターネットの世界に対しても漠然とした不安は抱きつつも、まさか自分が被害に遭うとは思っていない……。それゆえ、対策への意識が薄いというのが実情のようです。, また、大陸から適度に離れた位置にある日本は、異民族(とくに遊牧民族)による侵略などの体験をもっておりません。 一方セキュリティ意識調査の一位であったドイツは、フランスなどを含め9ヶ国と隣り合っており、歴史的な摩擦も経験しています。このような歴史的な背景もセキュリティ意識に影響しているかもしれません。, 第1章でご紹介したKaspersky Labよる実施の「ネット常識力テスト」の一位に輝いたドイツの特徴から、セキュリティ意識を高めるヒントを探ってみましょう。, 日本人とドイツ人は「几帳面で真面目」な部分が共通するとよくいわれます。しかし、同じ生真面目な特性を持ちながら、セキリティに対する意識はまったく異なります。, 2011年に初めてこの言葉が使われ、現在では日本でも知られるようになってきました。 世界の各国とくらべて日本はユーザー数と使用頻度がずば抜けて高いことをご存知でしょうか? しかし、その反面、インターネットを使用する上での個人のセキュリティレベルがとても低いんです。 今回は、世界からみた日本のインターネットセキュリティに対する意識具合を解説します。 カテゴリ別アーカイブ. ?子供の写真をSNSに載せる前に絶対に気をつけること, vol.09Apple Watchでセキュリティをアップ! 話題のアイテムの意外で便利な使い方, vol.08【徹底解説】スキミングを防止するために知っておきたい最新手口と対策事例, vol.07【財布を紛失した方はすぐにお読みください】覚悟すべき2つのリスクと心がけたいこと, vol.06身近にひそむ意外な個人情報流出ケース!わたしが見た、衝撃の漏れ漏れ現場!, vol.05ネットの写真から居場所が特定される!? スマホで写真を撮る時は Exif 情報に要注意!, vol.04あなたのmixiは大丈夫?放置しているSNSに潜む黒歴史漏えいリスクとは?, vol.02忘年会・新年会は“スマ漏れ”のリスクが増加!?年末年始の情報漏えいに要注意!. 工業のデジタル化により製造業を一新するドイツの国家プロジェクトを示し、日本語では「第4次産業革命」と訳されます。, このプロジェクトにはドイツの各連邦省が関与しており、セキュリティ分野を担当するドイツ連邦教育研究省も関わっています。, ドイツ連邦教育研究省のホームページでは、ドイツの中小企業の96%が何らかのITセキュリティ被害に遭っている事実を受け、積極的な研究資金によりドイツがITセキュリティの先進国を目指していることが記載されています。, 具体的には、ドイツ企業14社と大学及び研究機関の7機関が協力し、ハッカーの攻撃ポイントを最小化するための方法を提示することを予定しています。, この法令により、通信事業者のように重要なインフラ事業者は、最新のセキュリティ審査を実施し、政府機関へ報告することが義務付けられるようになりました。加えて、セキュリティ事故捜査のために6ヶ月のトラフィックデータ保存が義務づけられています。, 日本でも、通信事業者は一定規模以上の事故については総務省に報告する義務がありますが、ドイツの法令基準はより厳格なものになっているといえます。, ドイツに見習ってできる心がけのひとつは、国の施策に興味をもつことでしょう。日本でも総務省や独立行政法人などの組織がセキュリティに関する情報を積極的に発信されています。, http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/, 総務省が運営しており、情報セキュリティについて学ぶ入門書として適しています。お子さんが被害にあわないための予備知識を伝えるための教材としてもおすすめです。, https://www.ipa.go.jp/security/antivirus/shiori.html, システム担当者の方におすすめしたいサイトです。有識者が作成したチェックリストを使って具体的な対策を学ぶことができます。, 情報処理の促進を目的とした公的機関であるIPAが、ウイルス対策への取り組みの一環で当ホームページから情報セキュリティ強化のための情報配信をしています。, こちらもシステム担当者の方に見ていただきたいサイトです。被害が広がるまえの脆弱性情報の提供や被害報告の受付状況を発信しています。, 日々報告される注意喚起緊急報告は最新情報 5件をRSSにてチェックし、迅速にソフトウェアの更新などの対策を打てるようにしましょう。, 毎日欠かさずにインターネットを使用する日本のみなさん、世界という視点でみたとき日本は個人のセキュリティレベルが低いというのは少し残念な結果ではありましたね。世界とつながるインターネットは視野を広げる素晴らしいツールですが、それだけに多くの危険も孕んでいます。, セキュリティ意識に対する危機感をもちつつ、リスクを最小限に抑え、便利で楽しいインターネットを使い倒していきましょう!, 情報セキュリティマン、東京オリンピックの詐欺・偽サイトに注意喚起。観戦チケット欲しさに騙されるな!, 情報セキュリティマン、一人暮らしの泥棒・ストーカー対策に警鐘! ダダ漏れ状態を改善する、5つのチェックポイント, 情報セキュリティマン、Wi-Fiルーターへの意識の甘さを指摘!今すぐできる3つのセキュリティ対策, 情報セキュリティマン、フリーWi-Fiの危険性に警告!データを傍受されない、3つの対策方法, vol.38スマートフォンで犯罪被害に遭う小・中・高校生たち。その事例と、子どものインターネットリテラシーを高める方法, vol.31一夜で1万リツイート!ふとしたツイートが思わぬリスクも?備えておきたいTwitterの危機管理, vol.30【実録】恐ろしすぎる!とあるネット炎上案件で、個人情報が特定されるまでの流れ, vol.29マイナンバーの取り扱いに関するトラブルが増加中!紛失したマイナンバーのリスクと対応方法, vol.28【事例つき】他人のSNSを勝手に操作!?「不正アクセス禁止法」で犯罪者にならないために, vol.27脱獄してないiPhoneにも感染! iOSでやっておくべきウイルス対策とは?, vol.25あらゆるモノに情報漏えいのリスクが? IoTセキュリティで気をつけるべき3つのポイント, vol.24セキュリティ意識調査で日本は最下位に!海外に学ぶインターネットセキュリティとは, vol.23フリーランス・個人事業主必見!マイナンバーを提出・収集するときの取り扱いの注意点とは, vol.22クレジットカード不正使用の6割は番号盗用!?ATM利用明細の放置から連鎖するクレジットカードトラブルとは, vol.21自分のなりすましが現れるかも!?今すぐ確認すべきマイナンバー流出の危険性とは, vol.20新時代の働き方“テレワーク”。情報漏えいのリスクと対策を知っておこう!, vol.19【事例つき】恋は盲目?あなたの生活を脅かすリベンジポルノから身を守るために, vol.16あなたの無線LAN、不正に利用されていませんか? 他人のWi-Fiを利用する/されることの危険性, vol.15選ばれておめでとうございます!?公式さながらの偽当選ページによる詐欺が増えています, vol.14デジタル誘拐の危険…! 実際に取材や資料請求して調べたセコムやアルソックを中心にホームセキュリティ業界で人気の7つの警備会社の発動拠点、サービス、料金を比較しておすすめランキングとしてまとめました! サイバー攻撃が増加する今日、パソコンやスマホに「セキュリティソフト」は必須となりました。, しかし、セキュリティソフトと一口に言っても世界には様々なメーカーがあり、製品が提供されています。どのセキュリティソフトを使用すれば安心できるのか迷ってしまいますよね?, そこで、今回はセキュリティソフトの世界シェア率を調査しました。有料と無料セキュリティソフト、メーカー別に世界シェア率をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。, セキュリティソフトの世界シェア率を以下にまとめてみました。製品名の横に【有料】【無料】と記載していますので、有料と無料セキュリティソフトの位置関係にもぜひ注目してみてください。, 上記の世界シェア率から分かる通り、採用されているセキュリティソフトのおよそ4割強が「無料セキュリティソフト」ということになります。セキュリティを任せる重要なソフトにも関わらずです。, ※上記はセキュリティサービス「OPSWAT」が2015年に発表したデータをもとにしています。, セキュリティソフトの有料・無料別の世界シェア率は上位4までを無料セキュリティソフトが占めていました。では、次にセキュリティソフトの世界シェアをメーカー別に注目して調べてみましょう。, 上記でも同様に、上位4までは無料の製品を展開しているメーカーが占めています。マカフィー(McAfee)やカスペルスキー(Kaspersky)など日本でお馴染みのメーカーは意外と低いようです。, 1位のMicrosoftは無料セキュリティソフトも提供していますが、日本では主に有料のウイルスバスターが流通しています。つまり、日本では有料セキュリティソフトが人気ということです。, 世界のシェア率では無料セキュリティソフトが圧倒的に多いことが分かったかと思います。, 「大切なセキュリティ対策を無料に任せるの?」と驚いた方も多いのでは?確かに、「無料=質が悪い」というイメージがありますが、セキュリティソフトに関しては当てはまらないようです。, 事実、世界シェア率1位のメーカー「avast!」の製品は無料セキュリティソフトでありながらウイルス検出精度は99.5%を誇っています。他の無料の製品に関しても上位のものはどれも高い精度です。, では、有料と無料とで何が異なるのかと言うと、主に「機能」と「サポート」の2つが挙げられます。, 性能的に十分な無料セキュリティソフトですが有料に比べると機能は制限されているものがほとんどです。また、電話やメールなどでのサポート対応に関して無料にはまずありません。, それでも十分な性能を「タダ」で利用できるだけに、無料セキュリティソフトは人気が高いのです。, その結果、有料と無料セキュリティソフトでは無料の製品、メーカーが上位4を占めています。つまり、世界的にもセキュリティ対策として無料セキュリティソフトでも十分という評価なのです。, ただし、あくまで「タダ」なので有料に比べると機能が制限されたり、サポートがなかったりと不便もあります。有料と無料のどちらを導入するにせよ、特徴を理解した上で選ぶのがいいでしょう。, ぜひ、今回紹介したシェア率を参考にしつつ、どの製品を導入するのか検討してみてください。, サイバー攻撃が増加する今日、パソコンやスマホに「セキュリティソフト」は必須となり…, 2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックに伴い日本は世界…. Copyright© MOTEX Inc. All Rights Reserved. セキュリティ対策の自動化・効率化は、多くの企業において切実な課題だ。こうした課題への解決策を提示し、世界中の多くの企業に導入されているのがServiceNowの“セキュリティオペレーション”である。 Copyright ©  【2019年決定版】無料(フリー)セキュリティソフト最前線! All rights reserved. セキュリティソフトの世界シェア率を以下にまとめてみました。製品名の横に【有料】【無料】と記載していますので、有料と無料セキュリティソフトの位置関係にもぜひ注目してみてください。 1位:Microsoft Security Essentials 17.8%【無料】 2位:avast! トップページ > 業界の概要 > 警備・ホームセキュリティ業界の世界シェア < Hellman&Friedman(ヘルマン&フリードマン)の投資ポートフォリオ分析 ; リチウムを生産する会社の世界シェアと市場規模 > 記事検索. 1位:Microsoft Security Essentials 17.8%【無料】.